日能研の弱点やデメリットを挙げるなら、演習不足になりがちであることがそうかもしれません。
何故なら、日能研で行われる通常授業では、そのほとんどを内容の解説に費やされていて、演習を解く時間はあまり残っていないためです。
また、テキストに関しても、「栄冠への道」は宿題用でありながら問題数はやや少なめに感じられます。
これらの演習不足を唯一補える機会として講習期間がありますが、普段の授業で即座に演習するのとしないのとでは、やはり身に付くかどうかが違ってきますね。
演習量が少ないわりに日能研の生徒が内容をしっかり理解できているように感じられるのは、やはりそれだけ解説が丁寧になされているためでしょう。
テキストである「本科教室」は、解説が詳し過ぎることもなければ不足しすぎているということもありません。
演習用問題はやはり少なくなってはいますが、それだけに良質な問題が揃えられているという点で評価されています。
ただ、演習量の少なさは試験で点を稼ぐ能力を養うには不向きです。
限られた時間内に問題を効率よく解いていかなくてはならない試験のためには、演習量を多くして様々な問題に解き慣れていく他ありません。
日能研に通いながらも独自に演習量を増やすには、やはり自宅学習の時間を設けることでしょう。
これに関しては、日能研は宿題量は多くはないので、さほど難しいことではないかと思います。
では、自宅学習にはどのテキストや問題集を利用したら良いのかというと、これには四谷大塚やSAPIXといった他塾のテキストを利用するのもひとつの手です。
他塾とはいえ対応する単元は必ずありますし、日能研と同じく中学受験を目標とした塾というだけあって、実践的な問題が多数揃えられています。
その他には、もし身近に日能研に通っていた先輩がいれば、前年度の講習期間用テキストを借りるのも良いでしょう。
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